COVID-19感染対応に伴う理学療法についてのWeb勉強会

5月16日（土）

和歌山県理学療法士協会にてCOVID－19感染対応についての研修会を開催致しました。

＃1　 COVID-19についての概要　

講師：吉川達也　先生（和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科）　

＃2　 COVID-19感染者に対するリハビリテーション治療の意義　

講師：三上幸夫　先生（和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション科）　

＃3　 実技：リハビリテーション治療時における防護服等の着用時の注意点

～personal protective equipment : PPEを中心に～

講師：小池有美　先生（和歌山県立医科大学附属病院リハビリテーション部）

＃4　 和歌山医大と紀北分院における対応　～具体事例を踏まえて～　

講師：山本義男　先生（和歌山県立医科大学附属病院紀北分院リハビリテーション科）

Pan American Health Organization（PAHO：全米保健機構）よりRehabilitation considerations during the COVID-19 outbreakが発表されたことを受け、その最新の情報について、和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座　田島文博教授より本会会員に対し、情報共有のための標記研修会の実施のご提案を頂き開催となりました。

　研修会内容の詳細決定から開催まで1週間ほどしかなかったですが、多くの方に参加していただき皆様の意識の高さを感じました。また、準備期間がないにも関わらず、発表の準備・講演をして頂いた講師の三上先生、吉川先生、小池先生、山本先生、木下先生には本当に感謝しております。

　初のweb研修会で不慣れな部分もありましたか、大きなトラブルなく無事に開催でき正直ホッとしたのと同時に新たな研修会の在り方を発見することができました。

　和歌山県下において緊急事態宣言は解除されましたが、今回の研修会が理学療法士として適切な感染対応を実施し、安全かつ効果的なリハビリテーション治療の提供の一助となれば幸いです。

卒後教育局

堀晋之助