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第65回近畿理学療法学術大会に参加して

第65回近畿理学療法学術大会に参加して


 2026年1月25日に京都で開催された第65回近畿理学療法学術大会に参加いたしました。
本学会のテーマは「無限学続(むげんがくぞく)」であり、学びを無限に続けるという意
志を形にした造語であること、また理学療法士としてのプロフェッショナルな成長を促す
ことを目的としている旨について、大会長の堀江淳先生よりお言葉がありました。


 学会の各セッションでは、基礎から応用技術、さらに卒前・卒後教育に関する内容まで
幅広く取り上げられており、学び続ける姿勢や熱量を強く感じることができました。私は
「理学療法におけるAI活用」をテーマとしたシンポジウムに、講師としてご招待いただき
ました。シンポジウムでは「不確実性を考慮したAI活用と理学療法の可能性」をテーマに
講演し、生成AIにおけるハルシネーションや既存AIの精度、さらにAIが導いた結果の解釈
および不確実性について解説いたしました。その後、ベイズ統計および95%ベイズ確信区
間について話題提供を行いました。講演終了後には複数の先生方よりご質問をいただき、
当該分野への関心の高さを改めて実感いたしました。


 今回の参加を通じて、理学療法領域におけるAI活用の重要性と今後の発展可能性を改め
て認識するとともに、臨床においてはAIを単なる利便性の高いツールとして使用するので
はなく、不確実性を含めた適切な解釈と説明責任を伴う形で活用していくことが重要であ
ると考えました。


 講師としてご招待いただきましたことに深く感謝申し上げます。今後は本学会で得た知
見を臨床実践およびスタッフ教育へ還元し、理学療法の質向上に資するAI活用を組織的に
推進してまいります。

                        医療法人 明星会 星野クリニック
                         在宅リハビリテーションセンター
                             理学療法士 中口 拓真

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