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第34回和歌山県理学療法学術大会を終えて・・・

 2021年9月26日に第34回和歌山県理学療法学術大会が行われました。
本大会は県士会では初となる完全オンライン開催でありましたが、宝塚医療大学様のご協力のもとトラブルなく無事に大会を終えることができました。また県外の先生方を含め、150名以上もの方にご参加を頂きました。
 また特別講演では順天堂大学の高橋哲也先生に『理学療法士の学術活動が社会に与える影響とは~最近の知見と学会法人化後の展望~』のテーマで講演を頂きました。高橋先生の講演から研究の重要性、全国データとして標準化したエビデンスを構築していかなければならないこと、それらを学術的根拠に基づき国にも訴えていかなければならないこと、このような取り組みが職能にも通じていくことなど多くを学ばせて頂きました。そしてこれらを達成していくために学会部としては、県士会会員の学術および臨床の質向上に寄与できる取り組みを実施していかなければならないと強く感じました。
 また本学会では過去最多となる26演題もの登録を頂き、初の試みとなる最優秀・優秀演題の選出も実施させて頂きました。来年度以降も継続した多くの演題を登録頂けるよう、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 不慣れなことも多く、二転三転し皆様には多大なご迷惑をお掛けしましたが、今後も学会部として会員の皆様に満足頂ける取り組みを実施していきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

                                                                                      卒後教育局 学会部部長
                                                                                                              石本 泰星


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