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会長挨拶

和歌山県理学療法士協会のホームページへようこそ

和歌山県理学療法士協会のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 私たちが働き暮らしている和歌山県は海・山・川に恵まれ、高野山や熊野古道をはじめとする世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」や関西屈指のリゾート地である南紀白浜・勝浦など景観地に恵まれ、多くの外国人も訪れる世界中から注目されている地域です。 

 一方で私たちの仕事の観点からは、「木の国」との異名があるほど面積の80%が山地であり、沿岸や河川沿いの平野に住居地が点在しているため、県全域の医療・介護・保健・福祉サービスが山間部等隅々までいきわたりにくい地形でもあります。

 本会は1970年に14名の理学療法士により設立され53年を迎えましたが、県内従事者が少なく医療機関等での理学療法の提供が不十分な時代には、会員が休日にもかかわらず小さな町村や山間地域へ精力的に出向き、県内各地で40年以上にわたり住民対象のリハビリ講習会を開催し県民へのリハビリテーションの普及啓発を進めてきました。介護保険が施行された2000年以降は理学療法士の供給も年々増加し、訪問リハビリ事業所に従事している理学療法士等により、これまで行き届かなかった山間過疎地域でもリハビリテーションサービスを受けることができるようになってきました。

 現在、本会は1,400名を超える団体となり、会員は県内の医療・介護・保健・福祉に関わる施設において子どもから高齢の方々へのリハビリテーションに従事していますが、これからも理学療法士への学術的な知識や技術を研鑽すると共に、地域包括ケア推進に向けた介護予防事業や、高校野球大会へのメディカルサポートをはじめとしたスポーツ分野、学校保健、産業分野、災害支援等、時代に応じた業務を遂行していけるよう、県や市町村、関係団体及び会員間の連携をより強化し、県民の皆さまの健康と幸福に寄り添っていきます。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

公益社団法人     和歌山県理学療法士協会

会長 岩﨑 正和

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